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さまよえる日本の住宅 ⑥家の色

 まじりっけのない白色や人工的なカラーの家を建てようとする建築家やそれに住もうとしている人の気がしれない。コンクリートジャングルに存在するなら話は別だが、基本的に家は空と土と植物という自然(色)に囲まれている。ということは、自然界にないカラーが外壁に使われているととても目につき、嫌味に映るし、目が痛いことになる。外壁はそのうち汚れるのでまだ幾分救われるかもしれないが、これはインテリアにも当てはまる。自然な色ではない、目に優しくない色が壁に塗装された家で、ゆっくり休むことが出来る訳がない。家というのは心と体を休めるためにあるはずで、その目的を果たす気がないと私には感じられる。こんな家を建ててきた建築家、インテリアデザイナーは反省する必要がある。

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