nengo memo

2009年1月(8)

BAU2009 と DOMOTEX HANNOVER

 ドイツで2箇所建材の展示会に行ってきた。世界的な景気の悪さから、出展も少なく、費用も抑えているということだったが、日本のそれとは比べ物にならない規模だった。BAU2009で一番驚いたのはロックウールを扱っている会社が一番派手に営業活動をしていたことだ。ブースも真っ赤で、働いているスタッフも楽しそうにしていた。断熱という仕事に誇りをもっているようだった。また、どのブースにもケータリングサービスが入っていて、ビールを飲みながらの商談をしていた。客もランチとビールをご馳走になりにきている人が多いように感じた。日本にこのやり方を導入したらどうなるのだろうか?例えば、展示会ではなく、百貨店でもそれぞれのブランドがお客さまに食事を提供しても面白いではないだろうか。百貨店ではないが、専門店ではシャンパンを配られることが最近多いので、可能性が0ではないだろう。それと、将来海外のレベルの高い絨毯を日本に持ってきたいと思っていて、品質が一番だと思われる会社に声をかけたら日本ではタイム&スタイルが扱っているというではないか。さすがに目ざとい会社だと感心した。(笑)DOMOTEXは春に上海でも開催されるようだ。ドイツで知り合った香港人に誘われたので行こうかどうか迷っている。誰か一緒に行く人いるかな??

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SCHILLER5

 ミュンヘンで3泊したホテルを紹介する。SCHILLER5というセンター駅から5分もかからないところに位置するホテルだ。まわりはちょっとスケベなお店があるような場所で、環境が良いとはとても言えないが、他国から訪問した人間にはこのくらいの刺激がちょうど良いかもしれない。ホテルの内装は特段素晴らしいということはないのだが、水周りの配置は参考になった。写真には写ってはいないが、寒い国だけあって、輻射熱を利用した暖房機が使われていて、空気が綺麗なのが実感できた。日本でももっと流行って良いのかもしれない。 

 

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タイム&スタイル ファクトリー

 本日の日経新聞で知ったのだが、107年前の本日、日本で最低気温が記録された。旭川で-41度だそうだ。一般人では夏しか登れないほど寒い富士山の頂上でも最低気温はー38度までしか下がったことがないことを考えると旭川はとんでもない所のようだ。先日、その旭川に家具の自社工場をつくったタイム&スタイルの吉田専務とお会いした。久し振りに仕事の話しを直でさせていただき、前向きな将来を語り合うことができ、とても有意義な時間になった。しかも、タイム&スタイルについて色々と好き勝手な意見を言わせてもらった。いつものことだが、他人の会社のことは良く見えるようだ。近い将来、旭川の工場を見に行きたいと思う。勿論、旭山動物園も必ず行こうと思う。どちらがメインの目的かわからなくなるかもしれない。(笑)

さまよえる日本の住宅 ⑩主寝室

 ドイツで驚いたことがあった。ドイツ人、ブラジル人、香港人、日本人では、夫婦間のセックス回数が全然違うのだ。ブラジル人は本当かどうかは知らないがほぼ毎日と言っていて、一番少ない日本人の多くは、週に1回もない、下手すると1年に1回もないという人もいた。しかも、日本人の家でしていない人の多くは外でプロにお世話になっている確率が非常に高い。これってどうなの??私は実はこれは家のあり方にも問題があると思っている。主寝室を子供部屋にしてしまっているのは問題外だが、主寝室のあり方がちょっとおかしいのではないかと思う。主寝室というのは、作戦(秘密)会議を開いたり、喧嘩もしたり、時にはチョメチョメする部屋になる。当然、防音がなっていないといけないし、家の中でも一番奥に位置して、一番環境が良い部屋であって当然だ。それが実際はどうだろう。ちょっと考えてみてもらいたい。(添付写真は本文とは関係ありません)

 

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さまよえる日本の住宅 ⑨照明

 ドイツに行ってきた。日本との住宅や街の違いを色々と感じることができた。まず当然気になったのは街並み。これを言い出すときりがないので今日は言及しない。今回は照明についてちょっと。写真でもわかるように、ミュンヘンの町中はとても落ちつく照度になっている。目に優しいのがわかる。そして、住宅内においてもそれがあてはまる。蛍光灯を使っている家はまったく見かけなかった。みんな白熱灯だと思う。昔、マンションのモデルルームを作っていた頃、このドイツの明るさの部屋にしたら大クレームになっていた。日本人は目に痛いほどの明るさを好む。そんな空間で心と体が休まるとでも思っているのだろうか??ただ、注意してもらいたいのは、女性がお化粧をするときに白熱灯だと化粧が浮いてしまったり、思ったよりも厚化粧に見えたりする。リラックスできて、肌の色が華かには見えるのだけど。普段実際の年齢よりも高い年齢に思われてる人はちょっとご注意を。DSCN0268.JPG DSCN0279.JPG DSCN0284.JPG DSCN0372.JPG  DSCN0257.JPG

リノアたまプラーザ

 新築マンションの販売が低迷し、中古マンションにお客さまが流れている。そんな中、マンション一棟丸ごとリノベーション物件、リノアたまプラーザが販売されている。これからの時代、ただ単に建物を壊すのではなく、再生するというリノベーションという考えは重要である。街並みを守るためにも推進していくべきだ。ただ、街並みに悪影響を与えている建物は壊すしかないのだろう。日本に美しい街並みが復活するのはいつになるのだろうか。明日から美しい街を視察するためにドイツに行ってくる。羨ましくなり、帰ってきたくなくなることは間違いないだろう。ただ、日本には忘れ物がある。まずは日本をなんとかしたい。

アパートメント傳

 アパートメント傳というアパートをご存知だろうか?随分と前になるが、建築家Nと見学に行ったことがある。先日も紹介させていただいた風景をつくる建築家、泉幸甫建築研究所の設計したアパートだ。近隣との調和が取れているかといえばちょっと疑問だが、心と体を休ませる住宅になっていることは間違いない。しかも、敷地内には良い雰囲気のcafeやケーキ屋まである。賃貸住宅で、こんなところに住んでしまった人は次にどんなところに住めば良いのか、今の東京では見つけるのがナカナカ大変な気がする。大手マンションデベロッパーはなぜこのような住宅がつくれないのだろうか?開発担当者にこの物件を見てもらって感想を聞いてみたい。

さまよえる日本の住宅 ⑧賢者の邸宅

 タ〇ホームのTVCMを見た。みのさんが家を建てたお父さんに、「残業代稼がなくて大丈夫?」と質問をするCMだ。基本的には家が安いから残業代を稼がなくても家が建つということを言いたいのだろう。ただ、そもそも給与を増やすために残業代を稼がないといけない人間として相手を見ていること自体、品性が疑われても仕方ない。そして、正直この家は20年経てばほぼ間違いなく飽きるし、壊したくなる。それなら、20年以上の期間でローンを組ませることはやってはいけないはずだ。それと、会社自体に住宅や日本の街に対する思いが残念ながら感じられない。ただ単にたくさんの住宅をつくって、利益を出せば良いと考えているように思う。戦後、住む家がない時代ならまだしも、今このような住宅が必要だとは私は思わないし、街並みを壊すので建てるのは止めて欲しい。