旧朝倉家住宅とヒルサイドテラス
代官山にある旧朝倉家住宅を見てきた。大正8年に建設された住宅で、戦後、社団法人中央馬事会へ売却されたり、国の所有になっていた。そして、平成16年に国の重要文化財に指定され、以来渋谷区の管理となった。もともとオーナーである朝倉虎治郎は材木店でも働いた経験があるようで、材の選び方は素晴らしい。そして、このような大きなお屋敷が残っていることは奇跡に近い。普通なら売却され、土地が小分けされていき、街並みがガタガタになっていくものだが。朝倉家の何かしらの働きがけがあったに違いない。しかも、ヒルサイドテラスという街の開発まで行った。建築家、槇文彦の力も相当大きかったはずだ。この35年かけた街作りは、現在の大手デベロッパーには間違いなく無理だろう。私自身、文化を発信し、国益になる街つくりをやっていきたいものだ。



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