nengo memo

2009年9月(12)

nengo と オリエンタル⑥(コンストラクションマネジメント編)

 オリエンタルのコンストラクションマネジメント事業部はつなしま賃貸マーケットやおんぼろ不動産マーケットからの話しを具体的な形にする事業部だ。ミッションの1つである「我々の考える街並みに対する価値観を浸透させ、すべての人が幸せになる街づくりを行います」を具現化する。マネジメントというほどまでは今のところは出来ていないし、我々が日本にあるべきと考える家でない物件も手掛けてしまってはいる。ただ、これからは非常に楽しみな事業部であることは間違いない。しかも、もう一つのミッション「建設業・不動産業の体質を改善し、関わるすべての人が幸せになる業界にします」をストレートに実現でき得るポジションにある。映画「火天の城」を観た人は感じたと思うが、施主のため、その地域のために関わるみんなが心を一つにして、時を越えて生き続ける建築を行わなくはならない。

nengo と オリエンタル⑤(つなしま賃貸マーケット編)

 オリエンタルは東横線の綱島駅につなしま賃貸マーケットという不動産屋の店舗をもっている。基本業務は2つ。地主さんの資産であるアパート、マンションの管理を行うことと、綱島にお住まいになりたい人とそれらの住宅とのマッチング。ただこれだけだと普通の不動産屋さんと変わらないので、我々はこの業務を通じて、綱島の街並みを良くしようと考えている。昔、綱島は温泉と桃の街として名をはせた。しかし、今では街並みはガタガタで、交通の便が良いだけの特に特徴のない地区になってしまっている。綱島には綱島らしい家、アパート、マンションがあるべきなのに、全国どこでも見ることができる建物を無造作に建ててしまっている。そういう現状を打破するために、オリエンタルはアパートやマンションのオーナーさんに綱島にあるべき、あたり前の建物を提案していこうとしている。そして、綱島らしい街並みが出来、綱島人気があがり、資産価値もアップすることで綱島の住民みんながハッピーになれればと考えている。そして、綱島で成功したあと、さらに色々な場所で多店舗展開することで、日本の街並みに貢献しようと考えている。

nengo と オリエンタル④(耐火被覆・断熱編)

 耐火被覆工事や断熱工事が日本の街並みにどのように影響を与えるのかを紹介する。耐火被覆工事は火事から建物を守り、建物を長持ちさせる力がある。当然の話だが、建物が長い期間存続したほうが落ち着いた良い街並みになる。(現実的には街並みのためにも壊すべき建物も多い)断熱工事も同じことが言える。ただ、断熱の場合、間違った断熱工事を行うと、建物の寿命を短くしかねない。そこで断熱材選びのプロフェッショナルが必要となる。つまり、断熱材選びのプロは街並み保存に繋がる仕事が出来る。また、ヨーロッパでは当たり前にやっている外断熱工事が日本でも広まってきている。これは躯体の外側を断熱材で覆い尽くす工法で、この工法をするためには建物がシンプルな形でないといけない。外観がシンプルで出っこみ引っ込みがないほうが当然美しい街並みを構成することになる。断熱は建物の躯体のあり方と密接に関わる。そしてこれからはECOな時代で、街つくりにおいても自然環境やCO²の排出量も気にしなくてはならない。建築において断熱が主役になる時代はもうそこまでやってきている。                                   

nengo と オリエンタル③(おんぼろ不動産マーケット編)

 おんぼろ不動産マーケットはご存知のように中古不動産を専門に売買しているサイトである。中古不動産のみを扱っているサイトでは日本最古のサイトだ。このサイトがなぜ日本の街並みを美しくするのかを説明する。日本では平均26年で住宅を壊してしまっているが、それでは街並みが落ち着くことはあり得ない。そのスクラップ&ビルドの間隔を長くするためにも、中古不動産の流通をしっかり行う必要があると考えた。人でもモノでも100年を越えるものには価値を見出すが、それ以前のものには目もくれない傾向がある新品好きな日本人に古いものを大切にする心を持ってもらう必要があるのだ。それと、中古不動産を購入し、リノベーションする人は外観(立地を含む)を重視する。つまり、インテリアよりも街並みの構成要素を重視して不動産を購入することになる。そういう傾向が強くなると自然と街並みを気にした建物が増えていくことになる。そして、一番大きな効果は、おんぼろ不動産マーケットで不動産を購入すると、我が社のスタッフと会話をすることになる。自然と街並みを考えるようになること間違いない。

nengo と オリエンタル②(ポーターズペイント編)

 オリエンタルはポーターズペイントの日本総代理店になっている。世界でもポーターズペイントより色や質感の優れたペイントはないと思う。このポーターズペイントがなぜnengo(日本の美しい街つくり)に関係するのかを書かせてもらう。まず、日本人は本質的には自身の住まいに興味・愛着がない。そこで、愛着を持つ仕掛けとしてポーターズペイントが必要となる。家族で自分の家を塗ってみて欲しい。家が家族の仲間入りし、家族の会話もはずむ。歴史を重ねる毎にペイントを塗り重ね、あるとき壁にモノをぶつけ、昔ペイントした色が出てくると昔話に花が咲く。そんな家はきっと大事にされることだろう。また、ポーターズペイントは自然の色・自然の質感に近い。16種類もの顔料を駆使し色をつくっている塗料メーカーは他にはないだろう。そして、自然の色に近いということは目に優しいということで心と体を休める空間になる。また、街並みを考えるとき、住宅の外壁の色が気になる。住宅は、通常、空・木・土という自然の色に囲まれている。だから外壁も自然の色にすべきだ。目に痛い色を塗っている住宅をよく見かけるが、住宅の外部は街のもので、自身だけのものではないという自覚が無いからこうなる。外壁にポーターズペイントを塗れば美しい街並みになることは間違いない。

nengo と オリエンタル

 オリエンタルの事業はnengoとどういう関係があるのかわからないと指摘された。確かにわかりにくいのかもしれない。私は思いっきり直結していると確信していて、必ずオリエンタルは日本の街並みに大きな影響を与えると信じて疑わない。ということで次回より、オリエンタルの事業とnengoの関係性を書いていこうと思う。

セキスイハイム×THE CONRAN SHOP

 セキスイハイムがCONRANと組んで住宅を企画した。http://www.heim-bj.com/ハウスメーカーがインテリアやライフスタイルを気にするようになるのは良いことと思う。ただ、住宅に対する考えの本質的なところが変わらない限り、日本の住宅事情は良くならないと思う。そして、それが出来るかどうかがハウスメーカー各社の生き残りに直結すると確信する。

CASA CUBE マキハウス

 面白そうな会社を見つけた。株式会社槇と言って住宅をつくっている。福岡の会社なのだが、こういう会社がなぜ東京にはないのだろうか。福岡には行く機会があるのでチャンスがあれば会って話をしたいものだ。

nengo rule

 昨日、建築家のSさんと戦略家のOさんとお会いした。真剣にnengoについて話し合い、6時間くらい一緒にいたのではないかな。癖のあるお二人の話が聞けるだけでも大変勉強になって幸せなのに、これから一緒にやっていけると思うと楽しみで仕方ない。nengoの目的をもう一度再確認することと、次回までにnengoのルールをそれぞれ考えてくることになった。次回はもう一人の言いだしっぺの新関も参加する。いよいよ楽しくなってきた。

コムーネコムーネS71

 理想のコミュニティーをつくろうとしているコムーネコムーネS71のサイトがオープンした。MUJIのTさんが中心になって活動していて、五島のエコビレッジに行った報告及びうどんを食する会が昨日開かれた。Tさんらしいとても楽しい会合だった。最近田舎への移住が流行っているようだが、青山学院の4年生が将来五島に移住することを決めているのには驚かされた。ALL Aboutという最先端な会社で働いている女性も将来は自給自足の生活がしたいと言っていた。理想の暮らしとはいったいどんな暮らしなのだろうかと考えさせられる。

ワタベウエディング

 日経新聞にワタベウエディングの渡部会長の話が掲載されていた。高層マンションを禁止し、木造住宅で日本的街並みをつくろうという内容だった。なぜ、木造一戸建住宅なのか?という質問に、「住環境を改善すると同時に、日本ならではの街並みをつくることができる」とおっしゃっている。さすが京都出身、わかっていらっしゃる。そうやって海外から人とお金を集めるということを理解されている。これからの日本にとって街並みが重要だということを本業のデベロッパーにもわかってもらいたいのだが・・。

田舎館村 田んぼアート 2009

 青森県の田舎館村をご存知だろうか。田んぼをアートにして、町興しをしている。東急田園都市線沿線も田園風景が無くなったと嘆いているばかりでなく、こういうことをやってみれば良いかもしれない。