2009年12月(11)
今年はもう残すところ4日となりました。表に見えてくるような具体的な動きがnengoでは出来なかったですが、来年は必ず形にしようと思っています。美しい街をつくるためには、おこがましい話ですが、他人(世の中)を律しないといけません。当然ですが、その前にまずは己を律しないと誰もついてきてくれないでしょう。来年のnengo活動における目標は「自分に厳しく」としようと考えています。そして、やると決めたことは必ずやります。見ていてください。
先日マグロを食べようと三崎までドライブしてきました。横浜横須賀道路を走っていて感じたのですが、車の流れに乗ってドライブをすると運転がとても楽ですね。運転が上手か下手かは何でジャッジするかというとどれだけスムーズに車を走らせることができるかです。そのためには、他の車の動きをチェックし、自分がどうあるべきかを考えなくてはいけません。思いやりの気持ち「礼」が必要となるのです。これって、街つくりでも必要なことではないでしょうか??
デベロッパーによる自分勝手な街つくりが横行しています。やっている人はもしかしたら自分勝手と思っていないのかもしれません。「仁」(愛、寛容、他者への思いやりの心)や「礼」(他人の感情に対する思いやりの心)を大事にするべきです。武士道な街つくりが今の日本には必要とされているようです。
経営再建中の長崎のハウステンボスがいよいよ厳しいようです。円高も影響しているのでしょうね。韓国からの旅行者も激減しているようです。ただ、私に言わせるとうまく行かないのは当たり前だと思うのです。なぜならハウテンボスはオランダを模した街並みをつくっています。東京でオランダ好きな人は長崎に行かずオランダに行きますよね。日程を選ばなければ金額はそれほど変わらないはずです。しかも、ハウステンボスはオランダを真似しているだけで偽物の街です。~風、~調の世界です。長崎の気候、風土にオランダの家が合うとは思えませんし、どうしても浮いた存在になってしまいます。一方、大人気のディズニーランド。あちらも偽物の岩や山があるではないか!とおっしゃるかもしれません。でもそれがディズニーランドなのです。ですからディズニーランドは本物なのです。だから強いのです。本物でないと通用しない国に日本がなってきているようです。喜ばしいことだと思います。

高桐院はアプローチ(延段)もとても素敵なのですが、今回はお庭を紹介します。何度か行っているのですが、はじめて気がついたことがありました。隣地との境界には低い塀はありますが、基本的には竹林だけで視線を遮っているのです。京都の建物はこれに限らず、視線の遮り方が上手です。狭い土地に家を建てる人はきっと参考になることがあると思いますよ。

商売繁盛の神様、伏見稲荷大社にお参りしてきました。同じデザインの鳥居が連続していると美しいですよね。ただ、この鳥居の建て方も工夫があるのです。反対側から見ると、企業名がしっかりと見えていて、とても美しいとは言えません。美しいものをつくるには、それなりに工夫と苦労が必要なようです。

niizeki studioの新関氏に書いてもらった絵です。皆さんはどちらの街に住みたいと思いますか?
おんぼろ不動産マーケットのSと一緒にプラチナ通りを歩きました。雨のためにかイチョウの葉が随分と落ちてしまっていましたね。でも、イチョウの木が統一感のない建物・ガタガタな街並みを隠し、雰囲気をつくっていますよ。プラチナ通りは、電柱がないのもプラス要素です。皆さんも自分の住む街を分析してみてくださいね。

わが社の近くの美容院がいつもメッセージを書いてお店の前に置いてあります。これって街並みの見た目にはプラスになりませんが、人の気持ちを温かくしてくれますし、企業の情報発信ツールとしても素晴らしいですよね。
東京建物と大成建設が大手町1丁目の再開発計画に、アマンリゾーツが運営するホテルが入居すると発表しました。その街の特色を生かしたリゾート開発には定評があり、これからの日本の街つくりにも参考にすべき点が多々あるアマンが日本に進出してくれるとは嬉しい限りです。敷地内には、3600平米の緑地も整備されるようです。楽しみですね。