カラーコンサルティング

私たちは、カラーコンサルティングを通して、建物や空間のもつポテンシャルを引き出し、建物・空間そして街が未来にどうあるべきかを読み込み、「らしさ」を色からご提案致します。
現代の日本では、空間における色の役割がまだまだ理解されておりません。
色を使っているとしても、単純に「好きな色で彩る」ということが多いように思います。
しかしそれでは、空間が持っている本来の豊かさを十分には堪能できません。

「表面の質感・色相・明度・彩度・光源の色温度」を考え、それを、ライフスタイルや家族構成、街の風景、方角、日光の当たり方など、その土地やお施主様の「らしさ」を深く考察することで配色していきます。

ポーターズペイントで長年にわたって培われた色の知識をもって、インテリアから建物の外壁までコーディネート致します。

お施主様の愛着を受け継ぎ、街へと広げていく外壁コンサルティング

江戸時代からの伝統ある街、湯島でビルの外壁色のカラーコンサルティングをさせていただきました。
築40年を超えるビルをリブランディングし、不動産としての価値向上を図りつつ、街に対してその佇まいを残し、次の世代へと繋いでいくプロジェクトです。
プランニングのポイントは「街並みから乖離しない配色・お施主様のご意向と「らしさ」を汲んだ次世代へと繋いでいけるタイムレスな配色・リーシングを意識した対象に合った配色」の3つです。

南側ファサードのカーテンウォールは既存を生かすことが決まっていたため、それ以外の北東西の壁面を対象にしております。
古くから続く湯島の街は、現代の無彩色が増えているビル外壁と異なり、オレンジ~茶の外壁が多く見られ、それが街全体に統一感をもたらしています。この一体感を維持するため、色相は同系統に保ち、新たなテナントとなる医療系の企業様向けに「清潔な」イメージを付与していくため、明度をあげ、彩度を下げ、全体を明るく演出しております。
全体の構成として、南側ファサードの深い小豆色と、お施主様がビル建設当初にこだわられたエントランスのモザイクタイルとの親和性もよく、街並みと馴染ませつつ、明るい仕上がりとなりました。
100年後も、世代を超えて街に愛される建築へ、今後もお手伝いをさせていただきます。