PORTER'S PAINTS

「心地よい」空間を提供するペイントです。
世界一豊富な顔料からなる厳選した色と、自然由来の多様な質感による唯一無二の表現方法の組み合わせを、空間にあわせて専門スタッフからご提案致します。
光、それに伴う陰影、素材、空間の用途など、そのときどきの「心地よい」を大切にし、PORTER'S PAINTSにしかできない季節や時間の変化を感じられる空間をつくります。
カラーコンサルティング、施工、調色、それぞれに専門のスタッフを揃えることで、確かなクオリティをお約束致します。

壁一面の塗装から、心地よさをつくりだし、それが空間への愛着となります。
その愛着が、徐々に自分の身の回りから、ひいては街への愛着へと広がっていき、100年後にも残したくなるような美しい街つくりへと繋がってゆくのです。

陰翳のグラデーションを堪能しつくすペイント

空間の表情のベースをつくる上で、壁と自然光の相性がとても大切です。
開口部から部屋へ角度を振ることで、採光角度が絶妙に曲げられます。この操作によって「光と陰」がはっきり二分されるのではなく、その中間の「陰翳のグラデーション」を味わうことができます。

今回採用されたSTONE PAINT COARSEは、石英の荒い粒が表情をつくります。この「自然光」と「素材」のバランスが、太陽の運行にあわせて刻々と変化する陰翳を生みだすのです。
色は、瀬戸内海の湿潤な気候に合わせてスモーキーなSHELL GREYがマッチします。よく光の入る部屋では、壁での光の反射を考える必要があります。より心地よく過ごしていただくために、適切に光を吸収してくれるグレーを採用し、飽きのこないタイムレスな空間に仕上げました。

設計:サポーズデザインオフィス

歴史を継承し想いを込めたカラーコーディネート

NENGOで企画・入居者集め・工事・管理を請けている、マンション一棟リノベーションプロジェクトです。
築48年となる歴史あるマンションを、コンセプトを新たにさらに愛着を深めていただくため、外壁のカラーコーディネートを行ないました。

永きにわたり二子玉川の土地に根差し、周辺地域の発展を見続けてきたこのマンションは、古くから変わらぬ「人間の穏やかな生活」と新しい「情報や文化」という、『静』と『動』を繋ぐ場所に建っています。

周囲との調和を考えつつ、光の反射を抑え、適度な存在感を持たせるため、DONKEY GREYを基調としております。

また、アクセントとしてSTONE PAINT COARSEの鈍色をセレクトしました。鈍色は「茶がかった紫色」で、見た人にインスピレーションを与える紫色をベースに、今後育てていく植栽のグリーンとの相性を考えての配色となります。STONE PAINT COARSEが作り出す陰翳が、面に立体感を持たせ、豊かな表情を演出しております。

深い歴史を継承しつつ、今後も感性豊かな人々の集うマンションになっていってほしいという願いもこめたカラーコーディネートです。

暗がりに奥行きを与える濃淡

HOTEL CYCLEは瀬戸内海に面した、かつて県営の海運倉庫だった建物をリノベーションした複合施設「onomichi U2」内にあるホテルです。CYCLEという言葉には「時間の流れ」、「循環」、「自転車」という意味を持たせており、「サイクリストに優しい」宿泊施設として構成され人気を博しております。
その内装に使用されたのがFRENCH WASHとEGGSHELL ACRYLICです。
共用部と一部客室に使用されたFRENCH WASHは、仕上げに2色を用い、その濃淡によって奥行きを表現できる質感です。限られた空間を彩りつつ、そこに広がりをもたせる効果があります。
今回採用された色はWHITE RHINO with ANISEEDです。陰を思わせるダークグレーのWHITE RHINOをベースに、PORTER'S PAINTSで最も黒いANISEEDを塗り重ね、叩いて仕上げております。
 またその他の客室も、EGGSHELLのWHITE RHINOで仕上げられております。WHITE RHINOには微量の青い顔料が含まれており、シックなまとまりと、客室内での寛ぎを演出します。

全体に暗がりを表現したことで、配された灯かりが空間の中で強調され、かつて海運倉庫として使われてきた歴史が、暗がりの向こうに浮かび上がるような気持ちになります。鉄、ガラス、石など、他の素材との相性も非常によく、滞在を豊かなものにしてくれます。

設計:サポーズデザインオフィス